市民まつりのメインイベント「ねぶた山車運行」には、発足の翌年からずっと参加しています。もちろん山車の制作は、青森県むつ市城ヶ沢の皆さんにお願いし、山車を通した交流も続いています。山車の台車は商工会会員の方に作っていただきました。最近ねぶたの小さな補修は自分たちの手で!と意気込みながらも、まだまだ城ヶ沢の皆さんにお世話になっています。
初代モノレールねぶた(2010年~2011年)
デエダラボッチがモノレールを引いている姿のねぶたで、モノレールの行き先は三本榎。運転手や乗客も乗っているねぶたで、青森から二つに分割してトラックで運ばれ、到着後組み上げられました。まつりのあとに倉庫に格納するにも分割しないと収まらない大きなサイズでした。
2010年の初回はあいにく小雨で、ビニールをかけての運行でした。翌年は、破れた部分の補修をして、慣れないメンバーでの組み上げに苦労しましたが、迫力ある姿をビニールなしで披露することができ、多くの方々に曳いていただき、大好評でした。
二代目モノレールねぶた(2012年~)
初代モノレールねぶたが大きくて、当日準備が大変だったことからもう少しコンパクトで扱いやすいものを作ろうと、再度城ヶ沢の皆さんにお願いしました。二代目はモノレールを造っているデエダラボッチの姿となり、サイズも小さくなりました。扱いやすくなったので、破れた部分の補修は市民の会でできるようになり、まつりのあとは、市役所ロビーに飾られることとなりました。
2018年には、中久保図書館の敷地内にあるねぶた小屋で、すべて貼りかえて彩色、リニューアルしました。作業中には、たくさんの市民が訪れ、紙貼りや色付けを手伝っていただいたり、青森出身の市民の方は、ひとしきり師匠とのふるさと談義に花が咲きました。
リニューアルのようす
きれいになった二代目ねぶたは、立川駅にあるエキュート立川2階の東京観光情報センター多摩やイオンモールむさし村山のユニクロの店舗内にも飾られ、多くの方に見ていただく機会となりました。
Special Thanks!
リニューアルの際は、むつ市城ヶ沢のねぶた作りの猪口師匠に指導していただきました。
真っ白なねぶたに墨で輪郭を入れるのは、まだまだ初心者には、難しい作業です。
